野菜は食費を下げることができますし、何よりも栄養価が高くて安いので収入が少ない人にしてみれば積極的に利用していきたい食材のひとつです。でも、1人暮らしですと野菜を使い切るのって大変ですよね。冷蔵庫に保存していたら、シナシナになってしまいとても食べられないなんてこともあるかと思います。
でも、野菜ってきちんとした保存方法を守れば、思った以上に長持ちします。昔はそういうことは親から教わるものですが、最近はそういうことを教わる前に1人暮らしを始めてしまい、何も知らないまま野菜を無駄にしている人もたくさんいます。そんな問題を解決してくれる書籍「野菜が長持ち＆使い切るコツ、教えます！」が発売になりました。
フードロスを防げば1年間で2万円の節約になる！
2019年10月に食品ロス削減推進法が施行されましたが、フードロスの半分は家庭から出ており、1人あたりの金額でいえばなんと2万円分ものロスが発生しています。年収200万円だとすれば、収入の1%をゴミ箱に捨てている計算になります。
これは大変ということで、料理研究家であり食品ロス削減アドバイザーの島本美由紀さんが、見事なアイデアで解決！ 家庭でよく使う野菜をはじめ、卵・乳製品、大豆加工品も含めた食材をピックアップして、驚くほど長持ちする保存法を紹介しているのが本書です。
各食材の写真とともに下記内容が書かれています。
- 旬
- 選び方
- 主な栄養成分
- 解説
- 保存法
- 冷凍の場合
- ミニレシピ
- コラム
これだけでも素晴らしいのに、「おいしく野菜を使い切れるレシピ」や、「捨てちゃう部分でもう1品レシピ」まで掲載されていますので、野菜を余すことなく全部使い切れてしまいます。これまでは捨ててしまっていた部分も実は栄養価が高く、それらを使うことで体にも優しい食生活を送ることができます。
とても便利な1冊ですので、これまで使い切れないからという理由で野菜を避けてきたり、割高なカット野菜ばかり使ってきた人は、ぜひ本書を手にして健康的に節約できる生活に移行しましょう。
編集担当者のコメント
「個人的には、大葉とブロッコリーの保存法に驚きつつ、しかも本当にみずみずしく冷蔵庫で保てたので感動しました。また、これまで面倒でなんとなく買わなかった野菜（ピーマン1袋、しし唐、白菜丸ごとetc.）にもトライできたので、食人生の幅が広がったと、ひそかに喜んでいます」
「野菜が長持ち＆使い切るコツ、教えます！」概要
〈目次〉
１章 葉野菜・発芽野菜
２章 実野菜
３章 根菜、きのこ類
４章 薬味、香味野菜
５章 大豆加工品＆卵・乳製品
６章 どっさり野菜レシピ
著者：島本美由紀
定価：本体1200円+税
判型/頁：A5判/112頁
ISBN978-4-09-310653-5
小学館より発売中（6/８発売）
