最小限の出費で喜んでもらえるプレゼントの選び方

  • 2020.05.24
  • (更新日:2020.07.07)
  • 暮らし
最小限の出費で喜んでもらえるプレゼントの選び方

収入が少なくても仕事や趣味の関係で、それなりの人とのつながりができます。そうなってくると何かとプレゼントを贈り合うことになりますよね。誕生日だけでなく、何かのお祝いでプレゼントを贈ることもありますよね。とはいえお金にはそんなに余裕がない。そういうときにどうすればいいのか。

実はお金をそれほどかけないプレゼントでも、喜んでもらえる方法があります。ここではそんな低予算で驚きを与えられるプレゼントの選び方について解説します。

喜ばれるプレゼントは形に残らないもの

まず、誕生日やお祝いに贈るものの基本としては、形に残らないもの贈るようにしましょう。プレゼントというと、形に残るものを贈りたがる人もいますが、それは自己満足でしかありません。受け取った側が本当に必要としているものでない限り、それは「いらないもの」です。

でもプレゼントとしてもらったから捨てるに捨てられない。

形あるものを贈ると、大抵の場合にはもらった側の負担になります。趣味のアイテムだとしても、それが相手の好みとも限りません。もしあなたが何かの第一人者で、それに関する特別なアイテムを持っているなら話は別ですが、そうではない形あるものは不要ですし相手を束縛します。

ですので、特別に親しい間柄でないなら形に残らないものを贈りましょう。

  • 食べ物
  • 飲み物

基本的にはこのいずれかになります。花という選択肢もありますが、花はいずれ枯れてしまいます。処分させるという手間を取らせてしまいます。女性に贈るなら香水や化粧品というのはありですが、こちらは好みがはっきりしていますし、実用的すぎます。

難しく考えずに食べ物か飲み物を贈りましょう。これが最も相手に負担にならないプレゼントです。しかも美味しいものであれば喜んでもらえます。

1000円で喜んでもらえるプレゼント

プレゼントは食べ物や飲み物がいいとお伝えしましたが、どんな食べ物や飲み物を選べばいいのでしょう?予算がたくさんあれば何でも買えますが、そんなに予算に余裕はないですよね。高額すぎるのも相手の負担になります。予算は1,000〜2,000円くらいにしましょう。

こういうときに、やりがちなミスが「1本2,000円のワインを贈る」といったものです。これはそれなりには喜ばれますが、ワインの場合1本1万円するようなものがいくらでもあります。そう考えると1本2,000円のワインは安物になってしまいます。

それでも希少価値があるならいいのですが、そうでないなら相手を値踏みした感じになってしまいます。喜びもそれほど大きくなります。そうではなく料金以上の喜びと驚きを与えるようなプレゼントを選びましょう。具体例を挙げてみます。

  • 1粒1,000円のチョコレート
  • 1粒1,000円のイチゴ
  • 200mlで2,000円するオレンジジュース

勘のいい人はもう気付いたかと思います。喜びを最大にする方法、それは普段簡単に手に入るもので、普段は絶対に手にしないようなハイグレードなものを選びます。

1箱100円のチョコレートはいつでも簡単に買えますが、1粒1,000円のチョコレートを自分のために買うことは絶対にありませんよね。1粒1,000円のイチゴや200mlで2,000円もするようなジュースもそうです。普段はもったいなくて買わないものを贈ります。

想像してください小さな1粒が1,000円もするチョコレート。かなりの高級品ですよね。喜ばないわけがありません。1粒1,000円のチョコレートにもなると、箱も高級な感じがしますので、ちょっとした宝石をもらったような気分にもなるはずです。

1本2,000円のワインをもらうよりも、1粒1,000円のチョコレートのほうが印象もよく、そして記憶にも残ります。

プレゼントに大事なのは意外性

プレゼントを贈るときに大事なのは、相手の気持ちを考えるということです。「これを贈ったら相手がどう思うかな?」とひたすら悩む必要があります。自分が贈りたいものを贈るというのもひとつの選択肢ですが、そういうのは大抵独りよがりな一方通行のプレゼントになります。

相手が喜ぶものを考えたとき、予算が十分あるなら選択肢はいくらでもあります。でも限られた予算の中で喜んでもらうには「意外性」が必要になります。上の例でいえば1粒1,000円のチョコレートやイチゴは意外性が大きいですよね。

ほとんどの人は人生でそういうプレゼントをもらったことがないはずです。

他にも地域限定品というのもサプライズになります。例えば新潟限定のビールに「風味爽快ニシテ」というものがあります。もし贈る相手がビールが好きで、新潟にもゆかりのある人なら間違いなく喜んでくれます。

ただし、この場合には入手困難であるということがポイントになります。地域限定品でも簡単に入手できるようですとサプライズにはなりません。

「こんなものがあるの?」という商品も意外性につながります。例えば日本酒で人気がある獺祭ですが、お酒呑みならみんな知っている人気の地酒です。でも獺祭の低グレードのものはプレゼントとしては下策です。ところが「獺祭のケーキ」なら話は変わってきます。

獺祭の酒ケーキは1,620円で買えます。でも存在を知らない人が多いので、存在そのものがサプライズになります。ただし、このパターンは相手が獺祭を知っている必要があります。反対に詳しい人ですと酒ケーキの存在も知っていて意外性がありません。

このあたりのさじ加減が難しくなるので、万能なのはやはりありふれたものの高級品を贈るという方法です。でも、それもワンパターンになってしまいますので、ちょっと志向を変えたいというようなときに、意外性を意識して選んでみましょう。

まとめ

プレゼントを贈るという行為はとても素敵なことですし、人と人との繋がりを深くすることもできます。でもそういうときに何を贈るかというのはとても悩ましい問題です。そういうときに、このありふれたものの高級品を買うというテクニックを覚えておきましょう。

ただ、いざとなったときになかなか良いものが思いつかないので、普段からデパ地下のお菓子コーナーなどに足を運んでみましょう。デパ地下なら1,000円のチョコレート、焼き菓子などいろいろ揃えています。できれば1度だけ自分用に買って味を確認しておくといいかもしれません。

間違いなく喜んでくれますし、話のネタにもなります。そして何よりも懐がそれほど痛みません。こういうテクニックを知っていると、人にお祝いするのも楽しくなります。ぜひぜひ上手に活用してください。

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