東京23区内で家賃が安い街 BEST5

  • 2019.07.22
  • (更新日:2020.07.07)
  • 暮らし
東京23区内で家賃が安い街 BEST5

年収200万円の低所得者にとって、家賃というのはかなり重要なポイントのひとつです。手取りが13万〜15万円程度ですので、家賃は単純計算で4万〜5万円、貯金をすることを考えたら3万円台くらいには抑える必要があります。

でも、地方ならともかく都内でそんな家賃で暮らせる場所があるの?そう疑問に感じている人もいるかもしれません。そこで、ここでは東京23区内で家賃が安い街BEST5をご紹介していきます。意外な街がランクインしていますので、家賃を少しでも抑えたい人は要チェックです。

東京23区内で家賃が安い街ランキング

駅名ワンルーム1K・1DK
1位京成電鉄金町線 柴又駅5.2万円6.6万円
2位京成電鉄金町線 京成金町駅
JR常磐線 金町駅
5.3万円6.5万円
3位都営荒川線 梶原駅5.3万円7.1万円
4位小田急小田原線 喜多見駅5.4万円6.5万円
5位京成電鉄本線・金町線 京成高砂駅5.4万円6.7万円
番外JR山手線 田端駅7.2万円8.3万円

家賃が安い駅として魅力的なのは、京成電鉄金町線の3駅です。いずれもワンルームの平均が5万円前半で、物件によっては3万円台という物件がいくつもあります。東京23区内で安い物件を探したいのであれば、京成電鉄金町線を中心に探すのがベストです。

ただし喜多見駅や梶原駅なども家賃が安く、暮らしやすい街です。さらには圧倒的にアクセスのいいJR山手線の田端駅も家賃3万円台のお宝物件がいくつもあります。それぞれの街の特徴も含めて、詳細な情報をご紹介しています。

1位 京成電鉄金町線 柴又駅

映画「男はつらいよ」の舞台となった柴又。その最寄駅が東京23区内で最も家賃の安い街となっています。フーテンの寅像や柴又帝釈天参道などの観光スポットがあり、土日は観光客で賑わう街です。東京の下町の雰囲気が残っている地域でもあります。

柴又駅は京成電鉄金町線ですのでアクセスがあまりよくない場所にありますが、周辺にいくつもの駅があるため不便に感じることはありません。ただし都心部に出るまでに50分近くかかりますので、23区内ではあるものの通勤時間がかかりやすいというデメリットもあります。

それでもスーパーやコンビニ、病院などは多くありますので、生活をする上ではストレスに感じることはあまりありません。自宅で仕事をしている個人事業主にとっては、「東京柴又」という知名度の高さが魅力的な街でもあります。

都心までのアクセス

東京:45〜50分
新宿:50〜70分
品川:50〜70分
池袋:45〜75分

周辺地図

2位 京成電鉄金町線 京成金町駅/JR常磐線 金町駅

金町駅は京成電鉄とJR常磐線の乗り換えができる駅で、駅前には東急ストアがあり、ファミレスや居酒屋なども多い賑やかな街です。東京理科大学葛飾キャンパスがあるため、若者も多く暮らしていることもあって家賃相場が低く設定されています。

東京駅までは最短で30分、その他の都心部でもほとんどの場所に1時間以内に行けてしまいますので、利便性を考えたときにはとても魅力的な駅のひとつになります。バスも多く通っていますので、電車が止まったときも交通の便で困ることがないのも嬉しいところです。

1位の柴又駅は知名度という点で強みがありますが、快適な都会暮らしという意味では明らかに金町駅のほうが適しています。不便を感じることなく都内で安く住みたいなら、金町駅がベストチョイスになります。

都心までのアクセス

東京:30〜50分
新宿:40〜60分
品川:45〜60分
池袋:40〜50分

周辺地図

3位 都営荒川線 梶原駅

3位にランクインした梶原駅は、かなり意外に感じる人もいるかもしれません。荒川線ですので利用したことのない人も多い駅ですが、少し歩けば京浜東北線の上中里駅、王子駅、東北本線の尾久駅もそれほど遠くありません。

都心へのアクセスもしやすく、池袋なら30分程度で到着します。都営バスを上手く使えば、さらに都内での移動が楽になります。梶原駅ピンポイントで探すと物件数が少ないため、王子駅周辺も含めて探すことで3万円台のアパートなどが見つかります。

生活をする上で不便はありませんし、路面電車の通る街というレア感もあります。山手線の田端駅から歩いて30分もかからない位置にありますので終電もかなり遅い時間まであります。仕事終わりが深夜になることが多い人におすすめの街です。

都心までのアクセス

東京:30〜45分
新宿:35〜45分
品川:40〜70分
池袋:25〜35分

周辺地図

4位 小田急小田原線 喜多見駅

都内といえども、下町というよりは少し落ち着いた雰囲気がいいという人におすすめなのが、4位にランクインした喜多見駅です。隣の狛江駅は狛江市になりますので、ギリギリ23区内ということになりますが、新宿まで20分で行けてしまうというとても魅力的な立地にあります。

本当に小さな街で、飲食店もそれほど多くありません。街で遊ぶというよりは、家をくつろぎの場所にしたいという人に適しています。都心部に近いほうがいいけど、静かな街で暮らしたいという人なら、きっと気に入ると思います。

驚くことに、喜多見駅のアパートで探すと、なんと2万円台で風呂トイレ付きという物件がいくつも出てきます。3万円前半となるとかなりの数が見つかります。とにかく家賃を抑えたいという人は、喜多見駅周辺で探してみましょう。

都心までのアクセス

東京:40〜50分
新宿:20〜30分
品川:45〜60分
池袋:40〜45分

周辺地図

5位 京成電鉄本線・金町線 京成高砂駅

京成電鉄金町線のうち、最も南側にあり京成電鉄本線とも繋がっている高砂駅は、他の2駅よりもやや家賃が高めです。それでも都心へのアクセスがよく、駅前にたくさんのお店が並ぶ駅です。こちらも家賃3万円台のアパートがいくつもあります。

東京までわずか30分、その他の街でも近いため、都心部への通勤がある人に適しています。羽田空港にも成田空港にもアクセスしやすいので、海外旅行に行くことが多い人、飛行機での出張が多いという人にもおすすめです。

買い物をするにもイトーヨーカドーがありますし、飲食チェーン店もあり、生活をするための拠点としては理想的な立地にあります。京成電鉄金町線の他の駅と合わせて、家賃を抑えたいときにはしっかりとチェックしておきましょう。

都心までのアクセス

東京:30〜40分
新宿:40〜60分
品川:35〜55分
池袋:35〜60分

周辺地図

番外 JR山手線 田端駅

ランキングは家賃相場で決めましたが、やはり利便性がいい場所がいいという人のために、山手線で最も家賃の安い田端駅を番外としてご紹介します。田端駅は山手線ですので、主要駅まですぐに移動できます。地下鉄の通っている西日暮里駅は徒歩圏内です。

意外かもしれませんが、田端駅には4万円以下のアパートがいくつもあります。もちろんお風呂とトイレがついている部屋です。家賃の高い物件が多いため、相場は高くなっていますが、実は約やす物件も隠れている穴場の駅だったりします。

山手線の駅ですから飲食店が多く、スーパーなどの生活に必要なお店がいくつもあります。家賃の高い物件も多いエリアですが、不動産屋さんに予算を抑えたいことを伝えて、格安物件を紹介してもらいましょう。

都心までのアクセス

東京:15分
新宿:20分
品川:30分
池袋:10分

周辺地図

アパマンショップなら敷金0円・礼金0円物件が見つかる

賃貸物件を選ぶ時には、家賃も重要ですが初期費用のことも考えなくてはいけません。いくら家賃が低くてもトータルの出費が高すぎたら、簡単には引っ越せませんよね。一般的に賃貸契約をするにあたっては、下記の費用が発生します。

  • 家賃前払い:家賃2ヶ月分
  • 敷金:家賃1ヶ月分
  • 礼金:家賃1ヶ月分
  • 仲介手数料:家賃0.5~1ヶ月分
  • 火災保険料:1.5万円

もし家賃が4万円で仲介手数料が家賃の0.5ヶ月分だった場合、19.5万円必要になります。かなり大きな額で、簡単には用意できませんよね。ですので、お金があまりないという場合には、敷金と礼金が0円の物件を狙いたいところです。

上記の例で敷金・礼金0円になったら、初期費用は11.5万円です。これでずいぶんと楽になりますよね。こういう物件を自分で探して回るのは大変なのですが、全国賃貸情報 アパマンショップ なら「ダブル0」という仕組みがあり、1年契約で敷金と礼金が0円になります。

物件によっては退去費用も0円、更新料も0円という物件があります。東京23区で初期費用を抑えながらも安いアパートに引っ越したいというのであれば、ぜひアパマンショップに問い合わせてみましょう。

まとめ

東京23区内でも家賃が安い物件がたくさんあります。築年数は古いため、とてもオシャレな東京生活とはいきませんが、そこがスタートラインというのもいいではないでしょうか。30〜40年前に地方から東京に出てきた人たちは、風呂なしアパートから生活を始めています。

苦労は買ってでもしろと言われますが、親世代の苦労とくらべればアパートが古いくらいなら大したことではありません。それよりも、家賃を抑えることで少ない収入を将来のために使うほうことのほうが重要です。

ぜひここでご紹介したランキングを参考にして、自分のライフスタイルに合った賃貸物件を探してみてください。

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